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植物時事ニュース

LED照明で育てた野菜はおいしい? それともマズい?

葉と茎を摘み取った豆苗の株を再生栽培する家計節約テク...ガジェットと一見無関係のようでいて、実は関係大アリのトピックですね。直射日光ではなくLED照明や蛍光灯の光でも育つのかという疑問は、豆苗の再生栽培経験者ならば一度は持ったことがあるはずです。

結論からいうと、LEDや蛍光灯の光で育てても、おいしく食べられるレベルまですくすく成長します。種類によって光補償点(植物が光合成で有機物を貯め始めるポイント)に差があるため、すべての植物が適しているわけではありませんが、豆苗(さやえんどう)ならば、1000ルクス程度あれば成長します。リビングのように照明を明るめにした部屋であれば、十分でしょう。

LEDや蛍光灯の光で育てても、おいしく食べられるレベルまで成長します

ただし、一般的にLED照明は照射範囲が狭いため、ライトの真下に置くかライトの数を増やさなければ照射ムラが生じることがあります。利用するLED照明も、植物の育成には光合成を促す効果がある赤色の光と葉や茎を大きくする青色の光が必要とされるため、2種類の光をバランスよく配分した設計の「植物育成用LEDライト」が最適です。

近頃流行りの「水耕栽培キット」も、その多くが植物育成用LEDライトを搭載しています。LEDだから電気代はわずか、外気に晒さないので害虫は付きませんし、栄養価も太陽光での栽培と比べて遜色ないとされるため、ちょっとした野菜を育ててみては?

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